――――――高雅政府直属の組織、青鸞隊。


その仕事は主に治安の維持…特に警護隊では手におえ

ないようなものを解決すること。

彼等の素性は政府の最重要機密、口外した者は厳重に

処罰される。

一度でも関われば二度と抜け出すこと出来ぬ、鎖組織。


沙良に住む13歳の少年、鷹居棗。

彼は夜襲に遭い、親友を殺され、死にそうになっていた所

を彼等に拾われた。

今は亡き青鸞隊初代隊長である鷹居虎次を父に持つ棗

は、親友の仇を討つべく青鸞隊へと入隊する。



錆びてくすんだ色をした、小さな小さな歯車…
 それを無理やり動かして、時計はようやく動き出す。
  …この国の破滅の時を示す、運命の時計が、今……





【諏訪湊様シナリオより抜粋】